機能を追加したいときテーマやプラグインに頼らず、自力でカスタマイズできれば、WordPressサイトはより簡単にグレードアップできる。今回は外部PHPファイルの読み込み。デバイス振り分け、同一関連ページリストアップ
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記事内でも、テーマファイル内でも、外部PHPファイルを読み込むことができる
外部PHPファイルは、拡張子を「.php」にしなければならないが、中身は素のテキストでも、JavaScriptでも、HTMLでも、もちろんphpでも、OK
WordPressは、必ずテーマを必要とする
そして、有効化できるテーマは1つだけ
そのままでは、同時に2つのテーマを有効にすることはできない
今、使用中のテーマにはない「A機能」を使いたいとき、それが使える別のテーマを探すことになる
次に、それではもの足らず「B機能」が欲しいときは、それがかなうテーマに変えると、「A機能」を諦めないといけない
または、「A機能」と「B機能」が備わった、またまた別のテーマを漁るしかない
あるいは、1機能だけのテーマに、足りない機能を追加できるプラグインに頼ることになる
切りがない
しかも、WordPress、PHPなどのバージョンアップで、今のテーマやプラグインが使えない、あるいはおかしくなることも多い
だから、自分でカスタマイズできるなら…
WordPressカスタマイズとしては序の口、外部PHPファイルを読み込むことは、サイトの作成や修正をより簡単にすることができる
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上記ページで、メルマガ記事のバックナンバーを読み込んでいる
読み込みたいページの最後に次のようにショートコードを記載
[magabknmbr]
ショートコードは、記事内に既述する
functions.phpにショートコード設定を追記
//ショートコードを使ってPHPを読み込む
function show_magabknmbr_php() {
ob_start();
get_template_part('ownphpdir/magabknmbr');
return ob_get_clean();
}
add_shortcode('magabknmbr', 'show_magabknmbr_php');
記事内ではなく、テーマファイルで読み込むときは、次のような既述
<?php get_template_part('ownphpdir/magabknmbr'); ?>
記事内でもテーマファイルでも、テーマディレクトリー内に、たとえば子テーマなどで、「ownphpdir」ディレクトリーを作り、その中に「magabknmbr.php」ファイルを作成して、コンテンツを記述する
※現在は、メルマガバックナンバー読み込みを一時停止している
【2020年3月】レスポンシブ CSSブレイクポイント・メディアクエリ(@media)
こちらのページでは、コンテンツの上下に、AdSenseが表示されているが、これは、外部PHPファイルのAdSenseコードを読み込んでいる
AdSenseを表示させる場所にショートコードを設定しておけば、外部PHPファイルのAdSenseコードを、よりクリック率が高いものにすぐに変更できる。たとえば、ネイティブ広告とディスプレイ広告を入れ替えるなど、ローカルで書き換えてファイルをアップロードするだけで済む
あるいは、記事内やテーマファイルのショートコードを検索置換して、別の外部PHPファイルを読み込む
事例のページを(サイトのどのページも)スマートフォンで閲覧、あるいはパソコンのブラウザーでレスポンシブモードで表示させると、スマホアプリでよく見かけるフッターナビゲーションバーが現れる
テーマファイルのfooter.phpに、次のように既述している
<?php if ( is_mobile() ) : ?> //スマホのとき
フッターナビゲーションバーの外部PHPファイルを読み込み
<?php else: ?> //スマホ以外のとき
<?php endif; ?>
つまり、スマートフォンでフッターナビゲーションバーを読み込むが、スマホ以外では読み込まない、デバイス振り分けの仕掛けである
このページのコンテンツ箇所の下部で、同じタグを持つページをリストアップしている
これは、single.phpに次のように既述している
<?php get_template_part('ownphpdir/related-same-tag'); ?>
「related-same-tag.php」そのものは、WordPressカスタマイズ ガイドでどうぞ
また、姉妹サイトでは、テキストだけではなく、サムネイル付きで関連ページをリストアップ
こんなことは、むかしはプラグインでやっていた
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