サイトロゴとトップページへの内部リンク パンくずリスト グローバルメニューとサイドバーのナビゲーション
スマホサイトWeb WordPressなどのSEO
小画面 少コンテンツ 省テキスト 多画像対応の
コーディング実験検証
他のテンプレートをいろいろ試してみたが、内部対策がぐだぐだになりそうなものが多い。
とくにWordPressのテンプレート(テーマ)は、有料のものはSEO対策済みとうたっているが、ナビゲーション、トップページやカテゴリートップへの内部リンクのアンカーテキストの渡し方に、重大な問題があるようだ。
ポイントは、1番目のアンカーテキストである。
2番目以降のアンカーテキストは、キーワードを設定しても、Googleに対して意味がない。
SEOとして、お粗末ということになる。
図の左がChromeやFirefox、Safariなどでの見た目。
右がソースである。
このサイトは、1カラムでナビゲーションを、上と下に追いやっているので、見本にはなりにくいが、下記ページなどをご覧になってHTMLソースを確認していただければと思う。
ポイントは、ソースの各ブロックが次の順番になっていることである。
このようなHTMLソースであれば、重箱の隅をつつくような、面倒臭いSEOの作業に悩むことが少なくなる。
それでは、個別に見ていこう。
基本的に、サイトの全ページに設定されるトップページへの内部リンクは、キーワード入りに設定するので最重要である。
見た目としては、背景やサイトロゴでそれなりにとりつくろいたいものだ。
WordPressでも、対応テーマであれば、簡単に背景やロゴを設定できるようになっている。
背景は問題ない。
しかし、サイトロゴが、ソースのどこに挿入されるかによって、大ごとになる。
おおかたは、サイト名は、h1などの見出しタグで、キーワード入りで、トップページに向けた内部リンクとなるだろう。
ところが、テンプレート(テーマ)によっては、このサイトロゴが、HTMLソースとしてサイト名の上に挿入されるものが多いのである。
しかも、ほとんど自動で、トップページへの内部リンクとなる。
そして、最悪のケースは、そのサイトロゴのalt属性が空のときである!
次は、サイト名と同じテキストが、alt属性に入ったとしても、サイト名のh1などの見出しタグでのマークアップも、まったく無駄になることだ。
どちらも、テンプレート(WordPressテーマ)を自力で修正するか、販売元に有償で頼むかである。
サイトロゴを削除する、サイトロゴにキーワードを入れる、サイトロゴのトップページへの内部リンクを撤去する、サイトロゴをサイト名の下に動かしCSSをいじってみる、などなど…
意外なのが、コンテンツ箇所より上に、メニュー/ナビゲーションがあるテンプレートが目立つ。
テンプレート商品にとどまらず、一般のWebサイトでも数多い。
メニュー/ナビゲーションが、コンテンツより上にあっても、重大な問題ではない。
注意するべきは、一般的にはコンテンツ箇所の最初にパンくずリストがある場合、あまりないパターンかもしれないが、パンくずリストのテキストにキーワードを入れても、その上のナビゲーションのアンカーテキストのほうが有効になるので、気をつけること。
ここは、あまり問題にしないでいいだろう。
次も同じようなことだ。
逆に、パンくずリストにキーワードがないテキストを設定すると、次のナビゲーションでキーワード入りの内部リンクに腐心したことが、やや無駄になる。
まあ、これまた、レアケースで問題ないと言える。
最後は、ヘッダーの下または中に置かれるグローバルメニュー/グローバルナビゲーションである。
まず、グローバルメニューとメニュー/ナビゲーションで内部リンクが重複した場合、HTMLソースの上のアンカーテキストが有効で、下が無効になる。
見た目を優先すると、グローバルメニューではテキストは、キーワード抜きということはなくても、かなり文字数に制約が出てくる。
長々しいと支障がある。
ちなみに、ほんとうにSEO対策済みのテンプレート、とくに失敗しない内部対策が期待できるのは、次のようなHTMLソースになっているものである。
もちろん、弊社販売中のSEOテンプレートは、上のようになっている。
今すぐに、自サイトのHTMLソースを確認してみよう。
なお、外部リンクに否定的な情報があふれかえっているものの、では内部対策はというとSEOテンプレートなどもおかしいものが多い。
それを見抜くには、やはり、充実したSEOマニュアルをお読みいただきたい。
今回の記事は、すべて「SEOマニュアル ファイナル」に記載してある。
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