食糧や武器の補給も作戦の一部分、遠隔地戦や長期戦は相当な準備を必要として戦費も莫大。攻城戦は最後の策
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ロジスティクスとは、ビジネス的にはサプライチェーンの一部、物流の生産から消費までの全過程のコントロール
なお、ロジスティクスは軍事用語で、兵站(military logistics)、戦場の軍隊の後方支援、補給、輸送、整備などのこと
食糧の輸送は戦争の重要ポイント、遠隔地戦や長期戦はロジスティクス面でも勝ちにくく、勝っても利益が少ないことが多い
兵は人間なので、武器だけでなく食糧は重要
食糧調達も、将軍の裁量となる
武器などは自国で準備するが、食糧は敵国で調達する
敵国で食糧を調達する
輜重(兵器や鎧兜など)、食糧、そしてそれらの委積(たくわえ)がなければ、敗北する
豊饒な土地を奪取すれば、大軍の食糧事情は心配ない
遠くでの戦争や長引く戦争は、とくにロジスティクス的に負担が大きい
利益を最大化するには、ただ勝つだけでなく、戦闘規模を小さくし、また早く終わらせる
あるいは敵軍をダメージを与えず取得する
遠くの戦地に兵糧を送ることになれば、自国内と敵地で莫大な軍費が発生する。これが調達できてそれなりの派兵が可能となる
戦争は、不十分な勝利でも短いほうがいい
完勝でも長期戦なら評価が高いことはない
当時の中国事情により、常に戦争状態
孫子は、兵法書ではあるものの、戦争指南書ではなく、戦争なしで目標達成することを理想としている
理想は、戦わずして勝つこと
戦争をせずに敵国を手中にすることが最上の策である
下から、「伍」は五人、「卒」は百人、「旅」は五百人
「軍」は一万二千五百人
ちなみに、五伍は一両で二十五人、一卒は四両、一旅は五卒で五百人、一師は五旅で二千五百人
軍事組織で、旅団やら師団やら聞くことがある
言葉遊びのようだが、できるだけ敵軍の大部分をそのまま征服して、自軍に加えることが理想
戦争が起こる起こすたびに、全部を勝利する人は、最善とは言えない
戦わずして勝つ人こそ、最善である
戦争の最上策は、敵の計画をつぶすこと
次は敵の同盟関係を壊すこと
その次は敵軍を倒すこと
最下策は敵の城を攻めること
城攻めはほかに方法がない場合のみ
準備に時間も費用もかかり、準備不足でも開戦する将軍もあり、これらによって攻城戦は弊害である
「孫子」はいわば戦争マニュアルであるが、マニュアルどおりではうまくいかないこともある
戦争は、敵を欺くことである
常勝は不可能
いつも必ず勝てるとは思わないこと
戦争に勝利しても同じ戦いを繰り返さない
過去の戦い方や勝ち方を繰り返しても、相手が同じ戦い方そして「負け方」を再現するとは限らない
ご存じ武田信玄の旗印「風林火山」
TPOに応じて、軍をいろいろ変化させること
脱兎といっても、逃げることではない
こちらの軍をはじめて見たとき、おどおどおとなしく力が無いように思わせ、いざ戦いをはじめると素早く勇猛果敢に襲いかかるということ