スマホサイトWeb WordPressなどのSEO
小画面 少コンテンツ 省テキスト 多画像対応の
コーディング実験検証
レスポンシブWebデザインやモバイル フレンドリーだけではSEOにならない
サイトそのものは、トップページに書いてあるように、「モダンSEO」というSEO塾が定義する最新のSEO手法を盛り込んでいる。
モダンSEOは、誤解をおそれず言い切れば、スマートフォン用ページのSEOである。
フラットデザインがベースとなるが、のっぺりと平板になった画像を多用するだけでなく(笑)、余計なテキストをごっそりそぎ落としてコンテンツもフラットになる。
スマホユーザーにだらだらスワイプさせるわけにはいかないからだ。
あとは省略するが、HTML5ではアウトライン、セクション要素が特別の意味をもつ。
見出しタグも、セクション要素のタイトルという役割になって、従来のHTML4・XHTMLとはかなり違ってくる。
デザインは、SEOとはまったく関係ないのだが、商用サイトの場合は、ランディングページ、コンバージョンなど、ビジネスの影響は大きい。
そもそも、ユーザーインターフェースも変わり、パソコンのクリック・スクロールが、タップ・スワイプに変わる。
ユーザーに負担をかけないつくり方に配慮しなければならない。
クリックがタップになり、リンクがタップターゲットになる。まず内部リンクのコーディングをガラリと変える必要がある。
フォントに鈍感だと、AppleのSafariは、MacでもiPadやiPhoneでも、標準が明朝体(serif)なので、違和感を生じるユーザーもいるだろう。
文字サイズに鈍感だと、タブレットやスマホの横画面で文字サイズが異様に大きくなり、鬼ほどスワイプさせることになる。
レスポンシブでOKと思っていると、とんでもないことになる。
結局、モバイルSEOとか何とかという前に、まずHTML5とフラットデザインだけでも、SEOは、コーディングやライティングに変化が生じる可能性がある。
それなりに、過去の資産で生きていけるだろうが、HTML4やXHTML、もっと突っ込めばWindows XPやIE6時代から堆積しているスキルやノウハウでは、SEOの新興勢力にいずれ席巻されるだろう。
時代は動いている…