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内部対策の拡充で外部対策が同等の競合より順位アップ

内部対策の拡充で外部対策が同等の競合より順位アップ
外部対策が競合と同じまたは下回っていても、内部対策が充実すれば順位は上になる

内部対策のみで外部対策なしでも順位アップできる

今回の事例は、外部対策がまったくなされていなくて、内部対策のみで競合より順位が上になる可能性を見ていく。

内部対策が外部対策を上回る事例

表現が難しいが、外部対策が競合と同じまたは下回っていても、内部対策が充実すれば順位は上になることがある。

難度が高いキーワードでは、ともすれば外部リンク中心の空中戦となりがちだが、内部対策で勝負できることが数値的に確認できる。

ランクグラフの詳細

ランクグラフで見るべきもの、順位に反映するデータには、次のものがある。

  • 内部対策・外部対策のページ(リンク)総数
  • 上記のスコア総計(この数値の高低が、順位の上下にもっとも反映する)
  • 中くらいと高いスコアの計(スコア総計の次に参照するべき数値)
  • 高いスコアの計(スコア総計が低くても順位アップに貢献することがある)
  • 低いスコアの計(スコア総計が高くても順位ダウンに影響することがある)

順位に影響をおよぼすランクグラフのデータは、下表のとおりである。

ランクグラフ適正な施策高スコア低スコア
全体スコア総計・中高スコア計が競合以上で順位アップ全体のスコア総計・中高スコア計が不十分でも順位アップ全体のスコア総計・中高スコア計が十分でも順位ダウン
内部対策外部対策不備でも順位アップ全体のスコア総計・中高スコア計が不十分でも順位アップ全体のスコア総計・中高スコア計が十分でも順位ダウン
外部対策内部対策不備でも順位アップ全体のスコア総計・中高スコア計が不十分でも順位アップ全体のスコア総計・中高スコア計が十分でも順位ダウン

100を越えるデータ分析による統計的な暫定結論である。

驚きは、外部リンクが明らかに不足していても、内部対策のスコア総計・中高スコア計が加算されて、トータルで競合を数値的に上回れば、順位も上になること。
とくに、サイト内部の低スコアページが多すぎると順位ダウンの影響し、その被害ページも多いことである。
外部リンクの危険性を回避して、内部対策に入れ込んでも、上昇できない・下降するリスクは一層パワーアップする。

GRCの上位100追跡

非常に難度の高い、ビッグキーワードとも言えるもの、そのキーワード検索の順位チェッカーGRCの「上位100追跡」、Googleの地域検出を除外したグラフである。

内部対策が外部対策を上回る事例 GRC上位100追跡から

内部対策の充実で鉄板1位、5~7位で微変動を続ける競合。
この差は一体、何なのか?

スコア総計のランクグラフ

この鉄板1位と、5~7位微変動のページの、ランクグラフ。

内部対策が外部対策を上回るスコア総計のリンクグラフ

見ただけで青が順位が上だと分かる。

ランクグラフのデータ(数値)は

このランクグラフの元のデータ、数値は次のとおり

データチェック総数スコア総計中高スコア計
11571439713920
26156255488

ビッグキーワード並みと言いながら、チェック総数が圧倒的に少ない。
統計的に有意のデータにしぼり込まれていると、ご理解いただきたい。

内部対策のランクグラフでは

先に内部対策のランクグラフを見ると

内部対策のランクグラフ

この内部対策のスコアが、スコア総数に大きく反映していることが分かる。

外部対策(外部リンク)のランクグラフでは

ちなみに、外部対策のデータのグラフを見ると

外部対策(外部リンク)のランクグラフ

見た目は微妙だが、数値としては

外部対策チェック総数スコア総計中高スコア計
49432912959
17735433433

青は、無駄打ちというか0が多い。
赤は、中スコアが厚く、スコア総計でも、中高スコア計でも、上回っている。

もし、内部対策が同格であれば、おそらく赤が上位になっているだろう。

別の内部対策が外部対策を上回る事例

もう1つ、内部対策が外部対策を上回る別の事例を。

GRCの上位100追跡

非常に難度の高い、ビッグキーワードとも言えるもの、そのキーワード検索の順位チェッカーGRCの「上位100追跡」、Googleの地域検出を除外したグラフである。

内部対策が外部対策を上回る別の事例 GRC上位100追跡から

どちらも微変動を続けていて安定感はないが、それでも上位下位の関係は崩れていない。
トップ10で、上のほうと下のほうの差は、何か?

スコア総計のランクグラフ

トップ10の上と下のランクグラフ

内部対策が外部対策を上回るスコア総計のリンクグラフの別事例

今回は、グラフでは順位の差が見づらいようだ。

ランクグラフのデータ(数値)は

このランクグラフの元のデータ、数値は次のとおり

データチェック総数スコア総計中高スコア計
49432912959
17735433433

見た目では、赤が高スコアで優位だが、青は数値ではスコア総数でも、中高スコアでも、優勢である。

内部対策のランクグラフでは

内部対策のランクグラフは

内部対策のランクグラフ 別事例

この内部対策のスコアは、ほとんどスコア総数と同じに見える。

外部対策(外部リンク)のランクグラフでは

やはり、外部対策のデータのグラフを見る

外部対策(外部リンク)のランクグラフ 別事例

これは、赤のほうが青を上回っていることが、すぐに分かる。

外部対策チェック総数スコア総計中高スコア計
35210183
60430405

グラフのとおり、スコアの低は互角、中・高のすべてで赤が上である。

これまた、内部対策が同じようなスコアの場合、赤が上位になるだろう。

内部対策を充実させるとは

最初の事例はCMSの全国ポータル、別の事例はおそらくMovable Typeでアフィリエイト。

ツールはともかく、サイトの内部リンクの流れが行き届いている。

Majestic SEOのサイテーションフロー(CF)はPageRankの代替であるから、CFが高い=スコアが高いということは、内部であれ外部であれ、リンクが充実しているということになる。

通常は、サイトのトップページがCFが一番高い。
このトップページは、外部リンクなしではCFが高くなることはないだろう。

テンプレートで設定された、トップページを含むサイト全体から内部リンクを受けたページは、CFが高くなる。
サイトワイドで内部リンクが張られたページは、CFが高くなって当然だが、問題はテンプレートで設定されないそれ以外へのページへの内部リンクである。

とにかくテンプレートを含むサイト設計が決定的である。
SEOをつけてもつけなくても、いわゆる「ホームページ制作」のWeb制作に携わっている企業は、内部リンクの流れを踏まえたあるべき姿をつくりあげるべきである。

また一般のサイトオーナーも、どこかでテンプレートやテーマ(WordPress)を入手しても、カテゴリーのつくり方やタグのつけ方など、内部リンクの流れに注意するべきである。
外注するときも、チェックできるようなスキルを持つべきだろう。

これが仕上がると、たとえビッグキーワードであっても、競合は内部対策に失敗することも多いので、外部リンクに依存することも少なくなる。

内部対策と順位のまとめ

最初の事例は鉄板1位なので、このキーワードでチャレンジするなら、それを上回る内部対策に励むか、内部対策抜きの外部対策至上でバックリンクを供給し続けるか、そのような方針になる。

逆に、最初の事例の5位は、内部対策も外部対策も充実していないので、やはりときおり他ページを抜いたり抜かれたり、SEOの方針というか設計に軸がないために、順位もぶれてしまう。

別の事例のほうはさらに顕著で、5位と9位を見ると内部対策の優位が順位の優位となっているものの、決定力がないために微変動を繰り返すことになる。

ピンポイントで、ターゲットの競合に勝つためでなく、順位アップや順位安定のために、内部対策のあるべき姿を確立することが重要である。

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