『花燃ゆ』NHK大河ドラマで明治維新や吉田松陰や松下村塾や久坂玄瑞や長州藩に幻滅!?

『花燃ゆ』NHK大河ドラマで明治維新や吉田松陰や松下村塾や久坂玄瑞や長州藩に幻滅!?

『花燃ゆ』は脚本が最悪、幕末や維新の歴史がないがしろ、主人公の引き立て役に兄や夫がバカっぽく描かれている

さて、大河『真田丸』が最終回を迎える(迎えた)というのに、その前の『花燃ゆ』の記事である(笑)

1年以上も前に書きかけて忘れ去っていたのだが、ロシア大統領プーチンの山口県訪問にちなんで、あらためて投稿しようと思った次第。

『花燃ゆ』NHK大河ドラマは歴史観のない脚本で史上最低

もともと井上真央は好きな女優ではないのだが、見たいのはドラマ、演者の好悪は無視している。

まずは、吉田松陰が輝いていない。
暴走する反体制「サヨク」のような胡散臭さ。
(ほんとうは、維新の思想的支柱、倒幕は手段で、欧米の植民地化を防ぐために「日本国」の概念を確立し、近未来を設計する偉人)

その吉田松陰の松下村塾に集まる、志があるのか、暇人なのか、歴史上の有名人たちの空虚な言動が延々と…

さらに、危険といえば危険だが、危険さが伝わらない松陰一味を、過剰防衛でいじめる長州藩。
ほんとに、この藩が維新の一翼を担ったのか、疑問が沸きに沸いてくる。

そして、安定した毎日を送りたいだけの、松陰の父母や義父や姉妹たちが翻弄される。
松陰と関係持った者たちはほとんど横死し、さらにはその家族も平凡な人生が破壊される。

はらわたが煮えくりかえったので、あたらめて数冊本を読んでみた。

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吉田松陰と幕末志士たち 明治維新を10倍楽しむ奇人変人ガイド ~坂本龍馬、高杉晋作、伊藤博文、大隈重信、久坂玄瑞、佐久間象山、黒田清隆など

結局、吉田松陰は、先駆者として革命に殉教。

幕府側は当然として、公卿(その頂点は…)も藩主も上級武士も、この期におよんで保身優先で日本国を滅ぼしかねない。
だからこその「草莽崛起(そうもうくっき)」で、失うものがなにもない人々が、邪魔する守旧派を撃滅するべしと。
松陰に関わる人たちも優柔不断、「諸君、狂ひたまへ」と檄を飛ばして、まず行動を起こせと叱咤する。

花冠の志士 小説久坂玄瑞

松陰や晋作はそれなりだが、久坂玄瑞のことは無知だったので、小説ではあるものの、手をつけてみた。

やはり、後世の評価に準じるのか、久坂玄瑞はあまり魅力のある人ではなかったような…

歴史読本2015年3月号「長州VS徳川幕府 維新の激闘と倒幕の真相」

長州は、よく生き残って、維新を闘い、新政府の人材を輩出したものだ。

徳川幕府に従順である大方針から、真逆に向いて、倒幕へ。
藩内の権力闘争も凄まじい。

幕末維新は司馬遼太郎

現代の日本人に、坂本龍馬をはじめとして、歴史的人物像に多大な影響を与えているのが、司馬遼太郎。

花神 : 司馬 遼太郎

これは、NHK大河ドラマ『花神』の原作

主人公は、明治維新の官軍を事実上つくった村田蔵六、維新十傑の大村益次郎である。

テーマは徳川幕府は、旧態依然の政治軍事であるがゆえに滅亡は歴史的必然ということである。

さらにまた、破壊者であり、次の時代の端緒の創造者もまた、革命が完成する前に落命すると…

「花神」とは、花咲か爺さんのことである。
なぜ、大村益次郎が花咲か爺さんであるかは、ぜひ小説を読んでいただきたい。

ちなみに、NHK大河ドラマ『花神』の視聴率は、惨憺たるものだった。

世に棲む日日 : 司馬遼太郎

なお、下記もNHK大河ドラマ『花神』の原作。
ということは、大河ドラマ『花神』は、小説の「花神」と「世に棲む日日」の2作がベースとなっている。

この小説の主人公は、前半が吉田松陰、後半が高杉晋作である。
テーマもまた、先駆者は成果を見ずに息絶える、というところである。

長州では、維新の成果を味あうのが伊藤博文や山縣有朋ということか…

来年のNHK大河ドラマは『女城主 直虎』

もう来月には、次の大河ドラマがはじまる。

主人公は女性、徳川四天王の井伊直政の育ての母の話である。
この直虎も、直政も、数奇な運命をたどる。

とにかく、また家康公が出てくるわけだ。

井伊直政も、真田幸村(信繁)同様に、「赤備え」で有名である。
武田の山県昌景の由縁もあるらしい。

赤い兜に鎧は、強い、目立つ、そして武功のために狙い打ちにされやすい。
それでいて、赤備えで戦をするのであるから、恐ろしい…

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