ノヤン先生のマーケティング学 庭山 一郎 (著)

ノヤン先生のマーケティング学  庭山 一郎 (著)

マーケティングって何?という初心者から、あれこれかじって迷路に入っている人、過去にそれなりに勉強した人、つまり、あらゆる人にお勧めのマーケティングの総花的書籍。

ある意味で、ほんとうのマーケティングの世界を垣間見ることができる。
逆に、マーケティングなんて迂闊にしゃべっていると、底の浅さが露呈してしまうから、恥をかく前にも読んでおくべき。

また、相手が適当な知ったかぶりかどうか、見極めもできる知識は身につくだろう。

手元におくべき、通読するべき本には間違いない。

目次

とにかく、この目次だけでもどれだけ知っている人名や用語があるだろうか?

第1章 マーケティングを創造した巨匠たち

  • セオドア・レビット 偉大なるマーケティング界の巨人
  • フィリップ・コトラーが打ち立てた偉大な3つの功績
  • 勝ち残りたければ捨てるべし マイケル・ポーターの教え
  • 今こそ読みたいドラッカーの名著『創造する経営者』
  • 航空機のエンジニアがマーケターに? ランチェスターが遺した意外な功績

第2章 マーケティングのフレームワークとセオリー

  • まずはセグメンテーションで勝てる土俵を見つけ出そう!
  • STPSWOTのポジティブでハッピーな関係
  • なぜ顧客は失われたのか 近視眼的思考が招いた交代劇
  • マーケティングの戦略の要諦 それは戦闘教義の確立にあり!
  • セオリーが変わってもリクルートが勝ち続けられる理由とは
  • マーケットインの思考回路で大躍進! GE医療機器戦略に学ぶ視点の転換手法
  • 渡り鳥が連れてきたサイバネティクスなマーケティングの未来
  • ディズニーがフロリダの沼地に描いた究極のマーチャンダイズ戦略
  • 喰うか喰われるか 共食いのあとに残るのは……
  • 4Pから4Cへ 進化を迫られるマーケティングミックス
  • 認知されなければ生き残れない! 受注の決め手はソリューションブランド

第3章 顧客や製品、市場を評価するフレームワーク

  • RFM分析で見つけよう 絶対に守り抜くべきお客様
  • ライフタイムバリューの項目選びは慎重に
  • 日本の商慣習はガラパゴス? BANT条件が馴染まないワケ
  • パレートロングテールから見えてくるBtoBとBtoCの大きな違い
  • 価値観の壁を乗り越えられるか? イノベーター理論が示す普及への道すじ
  • 谷底に消えたPDAをイノベーター理論で解説すれば……
  • アップルのiPad こそ ホールプロダクト戦略の完成形
  • 花形? それとも負け犬? PPMでわかるポジショニングと戦術

第4章 マーケティングのチャネルとツール

  • 成果を出したければウェブサイトとデータを分離するな!
  • データを枯らすコンテンツ、 育てるコンテンツ
  • 300万円が一瞬で無価値になる展示会お礼メール
  • マーケターを悩ます恐怖のKPI ROMIの正体と存在意義
  • BtoBマーケティングの本流はデマンド・ジェネレーションにあり
  • KPIは定義が命 ぶれない指標で成果を導き出せ
  • セミナー集客は怖くない! ステップを刻んでお客様を引き上げよう

第5章 マーケティングの組織とキャリア

  • 不景気の今こそ大チャンス パッチワークを繋ぎ合わせろ!
  • 経営人材育成の失敗から学ぶ マーケターを養成する仕組みが必要な理由
  • じっくり付き合うか、広く経験を積むか マーケターのキャリアパスは気質が決め手
  • やり過ぎから生まれたIMC マーケターはジェネラリストを目指すべし
  • 営業の気持ち、マーケの気持ち こんなに違うマインドセット
  • スーパーセールスの育成よりも連携を! 商談成立までの6つのステップ
  • プル型への転換はマタギの狩猟法に学べ!

第6章 マーケティングの学び方と新しい潮流

  • マーケティングと経営をつなぐ架け橋 それは価格設定
  • DMAのライブラリーで誓ったノヤン先生の固い決意
  • 生き残りをかけたリーマンショック以降の新しい潮流
  • マーケティングの貧困が日本企業を滅ぼす?
  • 森のエコシステムが教えてくれたアライアンス戦略
  • モノを言うのはスキルと経験 クリエイティブな世界へようこそ!

なお、索引がないので、Kindle版を買えばよかったかなと、今は思っている。

Webビジネスの再起動

著者、 庭山一郎氏が経営する企業のサイト

マーケティングのキモは、リードナーチャリング・クオリフィケーション、見込み客を見つけること、最終的に顧客になってもらうこと。

SEOができても、まったくの見込み客でさえない訪問者は、集客しても意味がない。

さあ、今こそWebビジネスの基本ソフトを再起動させよう。

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