Googleのガイドラインを徹底理解した不自然なリンクの選別と削除。将来的にガイドライン違反を起こさない為の「具体的で詳細な」再発防止策を提示。「WNC-642400」は大ごとで厄介の極み
スマホサイトWeb WordPressなどのSEO
小画面 少コンテンツ 省テキスト 多画像対応の
コーディング実験検証
不自然なリンクは、再起不能に近いのが「サイト全体の一致」で、このリカバリーはすべての外部リンクを削除するしかない。
すると、多かれ少なかれ順位アップに貢献していた可能性のある外部リンクを根こそぎ削除するのだから、手動の対策を解除できたとしても、順位の復帰は期待できない。
サイトを閉鎖して、別に新サイトを立ち上げ、しかもリダイレクトなしという方法がベストである。
もっともハードルが低いのが「部分一致」である。
これは、リカバリー成功率は、100%に近い。
しかし、最近悩ましいのが、「部分一致」でありながら再審査のリクエストが却下されたときにメッセージ末尾に次の記号がつけられたとき
mention message type [WNC-642400]
これまた、リンクを削除しても削除しても、再審査のリクエストを何回申請しても、却下される。
今回は、この厄介者の「WNC-642400」のリカバリーに成功したので、数カ月ぶりにブログの記事としてアップする次第。
手動の対策/不自然なリンク、リカバリーや再審査のリクエスト、申請と却下など、時系列を追ってみる
2017年2月 手動の対策/不自然なリンク 発動
再審査のリクエスト数回 および 却下…
上記のように数回の再審査のリクエストを申請
2017年5月の却下の回答で、Googleから非常に強烈なメッセージが送られてきた
こういったリンクが存在していたことを知っていましたか?
もし知っていたのであれば、これがウェブマスター ガイドラインに違反することも知っていましたか?
これらのリンクはどうして存在していたのでしょうか?
故意にリンクを設置したのであれば何故それを設置したのでしょうか?
また、Google では、ガイドライン違反を繰り返すサイトに対して厳しい処置を取る可能性があります。
将来的にウェブマスターガイドライン違反を起こさない為の再発防止策などがありましたら、ご共有ください。
なおここまでは、不自然なリンクのサンプルがGoogleから提示
またメッセージ末尾も、mention message type [WNC-651700]
上記5月の却下回答に添えられた一文も強烈だったが、
6月は、素っ気なく再審査のリクエストの却下
ただし厄介なのが、知る人ぞ知る、悩む人は悩む次の記号
mention message type [WNC-642400]
これ以降は、不自然なリンクのサンプルも提示されなくなり、リカバリーも難しくなる
弊社からのリカバリー案、詳細で具体的な数十ページのレポートと、リンクリストを提示
リンク削除の段取りとして、第1弾と第2弾まで準備
1.リンクのリストアップ
2.削除、削除依頼、否認
3.それらの詳細なスプレッドシートまとめ、テキストレポート作成
4.今後のガイドライン遵守の再発防止策
1.では、どのようなリンクを不自然として抽出するか、方針やツールの問題
2.と3.では、なぜこのようなリンクを抽出したのか、ウェブマスターとしてのガイドラインの理解度も追記
(つまり、削除すべき不自然なリンクは、それらを選択した理由も重要と思われる。こちらが選んだものは、Googleが認知するものとは違う可能性もありということ)
4.では、まずなぜガイドライン違反を犯したのか、説明責任があり、さらにさらに、将来的にガイドライン違反を起こさない為の「具体的で詳細な」再発防止策を提示する
2017年12月 再審査のリクエスト1回
2018年3月 再審査のリクエスト2回
都合3回の再審査のリクエストで、うち2回の却下のメッセージでは悩ましいGoogleの中の人のきついコメントも添えられていたが、
みごと、手動の対策は解除された。
見境なしのリンク削除は無意味
もちろん、有料リンクを購入している場合は、それらを全削除することは当然だろう。
その他のリンクの選択が、リカバリーの成否を分けると思われる。
メガサイトで、外部リンクも膨大というときは、方針を固め、複数回のリンク削除と再審査のリクエストを計画するべきである。
場当たり的に、モグラ叩きで、リンク削除・再審査リクエストを繰り返すことは、よろしくない。
また、リンク削除は当然として、さらに今後、未来永劫のガイドライン遵守のリアリティのあるWeb運営方針も提示するべきである。
これからの、よいGoogleライフが送ることができるように、お役に立てれば幸いである。