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Majestic SEOのトラストフローのしくみ 信頼性を数値化する意味

Majestic SEOのトラストフローのしくみ 信頼性を数値化する意味
Majestic SEOのトラストフローは、リンク元をトピックごとに分類、一般サイトではトラストフロー最高値を採用、最高値が2つあれば最高値+1

Majestic SEOの被リンクチェック

Majestic SEOでサイトの被リンクチェックをすると、重要な2タイプの数値を出してくれる

サイテーションフローは、ご存じのようにPageRankもどきの リンクの質と量を数値化、100段階に区分

トラストフローは、リンクの信頼度の数値化で、やはり100段階に区分

では、このトラストフローは、どのように数値を出しているのだろうか

トラストフローの真相

トラストフローは、Majestic SEOの独自の指標で、他のMOZやahrefsでも似たような指標はあるが、なにかしらドメインパワーのような曖昧な感じである

Majestic SEOのトラストフローは、コンテンツのトピック(≒キーワード)を分類して、そのトピックに属するサイト・ページごとに、リンク関係を統計処理して序列化・数値化している

ちなみに、バズワード化している「GAFA」は次のとおり

GAFA(Google、Apple、Facebook、Amazon)のトラストフロー

やはり、トラストフローは凄い
また、GAFAクラスになってくると、サイテーションフローは、トラストフローより低くなっている
(なお、サイトのトラストフローは、トピック側の最高値+アルファとなっていることに注目)

次は、日本の有力サイト

日本の有名サイトのトラストフロー

それぞれの数値はすばらしく、やはりトラストフロー > サイテーションフローで、トラストフローはトピック側の最高値+アルファになっている

ちなみに、GoogleとYahooでは、アダルトのトピックがあることが、興味深い
おそらく、アダルトサイトで、18歳未満のボタンのリンク先になっているからだろう(笑)

トラストフローは、一般サイトではリンク元トピックで最高値を採用

一般サイト、似たような数値の複数サイトをチェックしてみた

一般サイトではトラストフロー最高値を採用、最高値が2つあれば最高値+1

一般サイトは、このようなものである

ところで、GAFAなど超有力サイトは別格で、一般サイトでは、トラストフローはトピック側の最高値が採用されていることが分かる

もし、その最高値が2つあれば、+1になっている

トラストフロー同一でトピック側の多い少ない

まず赤枠の(1)と(2)

トラストフローもサイテーションフローも、同数値である

リンク元トピックは、(1)はビジネスとコンピューターで2つ
(2)はソサエティで1つ、である

そのリンク元のトピックも気になるが、それよりもトピック側が2つと1つでは、どちらがより有力だと想像できるだろうか?

さらに、(3)(4)(5)では、サイテーションフローは同じ 20 だが、トラストフローは、

  • (3):大物15が1つ
  • (4):12が2つとあと1つ
  • (5):10が1つと9が1つと6・5・5

被リンクは動く(経年変化)

たとえば、(3)は15のリンク元を失えば、トラストフローはゼロに近づく
あるいは、ゼロになるかもしれない
(現に、リンク元1個によってトラストフローが15になっているので、これがリンクを切ると大ごとかもしれない。またサイテーションフローもおそらく下がる)

(5)は、サイテーションフローはともかく、トラストフローはもの足らない感じだが、分析すると、サイト側のトピックに表示されるものが多いと、それだけ分散されていて、1つ2つリンクを失ってもあまり影響がないデータになっている

つまり、被リンク数やリンク元ドメイン数だけではなく、というかそれ以上にリンク元トピック数が少ないとリスクにもなるということだ

メインサイトの場合

手動や自動のペナルティで、Google対策としてのリンク施策は評判が悪いが、それでも、メインサイトのサイテーションフローやとくにトラストフローが低いと、検索上位の可能性もまた低くなりそうだ

さらには、リンク元のトラストフローが低いと、被リンク数など量に頼っていると、手動や自動のペナルティを受ける確率も高くなると想像できる
ペナルティがなくても、検索上位になる可能性は高くなることもない

リンク否認も流行っているようだが、否認するリンクを特定するスキルやツールがなくて、適当に目視して作業していては、結果がともなうのか疑問である

また、サブサイトやサテライトも同様

できるだけ客観的なデータによって、SEOは進めるべきである

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