大企業や有名人以外、個人など小規模な事業でInstagramはビジネスに使えるのか?
スマホサイトWeb WordPressなどのSEO
小画面 少コンテンツ 省テキスト 多画像対応の
コーディング実験検証
集客コンテンツとして、画像・写真を使う。
また見込み客がいる場所としてInstagramを利用する。
ビジネスのレパートリーを増やせるだろう。
最後にもまとめているが、この本では、とにかくInstagramのことや、画像・写真の訴求力がよく伝わってくる。
できる100の新法則 Instagram マーケティング 写真1枚で「欲しい」を引き出す技術 : 株式会社オプト, 山田智恵, 小川由衣, 石井リナ
メインは、Instagramの広告であるが、SNSの広告はリスティングなどとは違う要領がある。
まず見込み客、よく言われているペルソナを設定してから、性別や年代、地域などを指定する。
また、周知のことかもしれないが、ハッシュタグや投稿時間やキャプションなど、Instagramの作法もひととおりは載っていて、手元に置きたい1冊である。
なお、前著は下記だが、Amazonのレビューは、ちと厳しいようだ。
その後、会社を立ちあげたのだろう。
SEOを含めて、インターネットビジネスとしては、最後は売上できるコンテンツ次第。
この売上は棚上げというか分離して、その売上コンテンツに招く集客コンテンツとして、1行バカ売れのワンフレーズ、つまりタイトルや見出しなどのテキスト、そして動画などの書籍を紹介してきた。
動画の前には画像であるはずだが、写真1枚で大きな感動を惹起できるとは思うが、それが集客や売上につながるかどうかは、じつはテキストや動画より難しい問題と思われる。
それはともかく、テキスト・動画・画像の集客コンテンツは、検索エンジンやSNSなどのビジネスの見込み客がいる場所で公開されなければならない。
また、SNSの最大の弱点は基本的にフォローされた閉じた空間でビジネス活動をやるということである。
よって、FacebookやTwitterでは、広告を出すことが手っ取り早く、フォローされていなくてもタイムラインに広告が表示されるから嬉しい。そうしなければビジネスは遠く果てしないだろう。
さて、Instagramはかなり特殊で、SNSと言い切れないところがある。
大企業や有名人をフォローして、アップされる画像を楽しむ、そういった高度なヒマつぶし(笑)に近い…
拡散力が異常に低くなっている。
ハッシュタグは必須だが、検索では1個しか使えない。
複数のタグで探し物をするなら、Instagram以外のサイト・アプリが必須である。
そして、テキストしかない、SEOなどでインチキをしている可能性がある検索エンジンよりも、画像だけのInstagramで探すことが快適という意見もあったが、
実際、Instagramで捜しものが見つかる可能性は低い。
また、画像が見たいなら検索サイトの画像検索を使えというアンチもいるが、Instagramの優位性は企業や店舗の画像をサルベージしたものではなく、一般ユーザーが好意か悪意でアップロードしたというところが、情報の信頼性や公平性があるわけだ。
つまり、宣伝や売り込みの作為が少なくて、キュレーションというか、ビジュアルなバイラル(口コミ)の威力がある。
今回紹介した本は、Instagramで広告を出すということなのだが、じつのところ、Instagramで広告を見ることはほとんどない。
多分、それほど浸透していないのだろう。
ただ、もう一度、この本を買うべき理由を述べると、Instagramの汎用的な利用法がよく理解できるし、画像・写真の情報発信力を再認識できることは間違いない。
また、広告を出すときは、効果測定のやり方なども詳しくて、非常にすぐれている。