フリーズはMacの「お家芸」でなじみ深いが、突然に電源が落ちるのは初体験。それが頻発してTimeMachine用外付けハードディスクも巻き添えになりそう、心も折れそう。
スマホサイトWeb WordPressなどのSEO
小画面 少コンテンツ 省テキスト 多画像対応の
コーディング実験検証
Jobsがいない時からAppleにお布施を続けて、
Quadra 650、iBook、iMac 21。
今年(2015年)の2月に、iMac 27を購入。
フリーズはMacの「お家芸」でなじみ深いが、電源断は初体験。
それが頻発してTimeMachine用外付けハードディスクも巻き添えになりそうで、心も折れそうになる。
やはり、漢字Talk7時代から、OSのアップグレードはすぐにやるミーハー気質だったので、YosemiteからEl Capitanも公開と同時に、深夜3時ごろにもかかわらずアップグレードを強行した。
Yosemiteとは、OS X 10.10。El Capitanは、10.11。
コードネーム?で呼ばれる。
ともあれ、Jobs後のAppleのハードとソフトの信頼性の欠如に、大きく苦しめられるとは…
El Capitanにアップグレードして10日から2週間程度経ったある日、突然、iMacが落ちるようになった。
毎日のように落ちた。
たとえば、TimeMachineでバックアップ中のこともあり、あるいはバックアップの電力供給などが原因かもしれないが、外付けハードディスクがクラッシュする可能性もあり、びびってしまう。
検索してみると、対症療法がいくつか書かれていた。
まず、電源ボタンを押してもiMacが起動しない。
そのときは、「SMCリセット」をおこなうとのこと。
機種によって、年代によって、SMCリセットのやり方はいろいろあるようだが、目の前のiMacの場合は
そのとおりにやって、iMacが起動した。
Macのリカバリーではある程度の順番があるようで、真っ先にやるべきなのは、「NVRAM/PRAMリセット」らしい。
これは、Quadra時代もやったことがあるような…
だがしかし、これでも数時間後には、電源断が起こった。
次は、「SMCリセット」。
つまり、(1)システム終了、(2)電源コードを外す、(3)15 秒間待つ、(4)電源コードを接続、(5)5 秒間待ってから、電源ボタンを押す。
これでも、症状はおさまらない。
続いて、ディスクの修復。
まずは、「ディスクユーティリティ」。
念のため、下記も実行。
Macを再起動し、起動時に「command + R」キーを押したまま、ディスクユーティリティを選択し、ディスクを修復。
やはり、電源断は続くよ、どこまでも…
Macには、特別なハード診断の機能がある。
iMacを起動してすぐに、「D」キーを押し、Apple Diagnostics が開始するまで押し続ける。
なお、ポインターが動かない時は、ショートカットを
マウスやタッチパッドや、キーボードの矢印キーが役にたたなかったので、ショートカットに頼らざるをえなかった。
「No issues found」というメッセージ、診断コードは「ADP000」で、異常なし。
ここまで、やり切ったので、次は自分なりに対処。
いつ電源が落ちるか分からない。
検索によると、電源断はセーフモードでは起こらないことが多いらしい。
そこで、セーフモード
セーフモードでは、画面がちらつくというか、描画が特殊な感じだ。
電源断が続き、外付けハードディスクも接続せず、バックアップもできていなかったので、一目散に、ディスクを診断して異常なしを確認してから、TimeMachineでバックアップ。
El Capitanへのアップグレードが10月1日。
その直前はYosemiteで、そこまでさかのぼってバックアップを復元。
つまり、なにもなかったYosemiteに祈りを込めたわけだが、
撃沈…
電源断は改善されなかった。
ならばと、9月末のYosemiteの段階から、El Capitanへアップグレード。
期待はしていなかったが、やはり電源断は止まらなかった。
じつは、別のトラブルも並行して起こりはじめて、キーボードが勝手にリピートする。
また英数モードでは、ウムラウトやアクサンテギュがポップアップ
さらには、システム環境設定→キーボードからのBluetoothが検出されない
この、勝手リピートは、じつは再起動でなおる。
しかし、また再発もする。
万事休すである…
検索すると、修理依頼をしても1年以内なので無償対応のようだった。
とはいうものの、今のiMacは、そのあとに故障することもありそうなので、AppleCareに申し込んだ。
これで、購入から3年間と、電話サポートや修理が延長される。
Appleのサイトから電話をしてもらうように手続き。
上述の、iMac電源断と、キー勝手リピートを報告。
問題の切り分けということで、起動ディスクを消去して、OS Xの再インストールを促された。
今のMacは不思議なことに、工場出荷状態へ戻すことができず、OS Xの再インストールの場合は、そのときの最新のバージョンがインストールされる。
つまり、買った時はYosemiteだったのに、OS Xの再インストールではEl Capitanになる。
なんとも難儀なことである。
そこで、しかたなくEl CapitanでのOS Xの再インストールに踏み切ったが、電源断を検証するためになにかのソフトを使おう思ったところ、
なんと、iWorks(PagesやNumbersなど)が見当たらない。
デフォルトでプレインストールされているはずの、重宝するアプリがないのである。
(これは、みなさんも注意したほうがいい)
それは序の口、再インストールされたOS Xのバージョンは、なんと「10.11.2」ではないか!
これは、Public Beta Program登録者が対象のベータ版である。
今のAppleはどうかしている…
サポートの人も、これはレアケースであきれていた(笑)
そして、勝手リピートは何度も再発し、設定もほぼデフォルトだったので、スリープからの復帰でパスワード入力時に勝手リピートとなって、殺意さえ湧きそうになる。
電源ボタンを押して、強制終了するしかなかった。
電源断はおさまったかに思えたが、キーリピートは頻繁に再発する。
もうこれ以上時間をかけることも無理なので、iMac修理とキーボード交換を、頼み込んだ。
その手続きの最中、連絡先アプリで住所を確認しているときに、とうとう電源が落ちた…
そこで、なんとかiMacの修理とキーボード交換ということに。
ズバッと初期化するらしいので、OS Xは、El Capitan 10.11.1にして、iWorksなどのプレインストールのアプリも欠かさず、いろいろわがままを言わせてもらった。
ところで、キーボード交換依頼の電話後、夕方に発送手配、翌日の昼過ぎには到着!
関東発で、翌日に中国地方に届くとは、Appleが凄いのか、クロネコヤマトが凄いのか。
故障キーボードを箱に詰めて返却。
ためしに、新しいキーボードをiMacに接続してみたが、システム環境設定→キーボードからのBluetoothが検出されないまま。
やはり、iMac本体のほうがおかしいと思いたい。
ちなみに、交換してもらったのは、旧製品の「Apple Wireless Keyboard」
現在は、「Magic Keyboard」になっている。
11月1日の夜にクロネコヤマトが大きなボックスを持参。
その中に、iMacを詰めて、ポンプで浮き袋みたいなものをふくらませて動かないように固定。
無事、お持ち帰りとなった。
Apple製品は、修理ナンバーとシリアル番号を入力して、修理状況を確認できる。
メールも届いた。
おお、部品交換。
ということはやはりハード的な不具合もあったということね。
11月12日、iMac帰還。
修理報告書には、電源断もキーボード連打も、再現できなかったと書いてある。
これが、修理の作業内容である。
これから、数時間、いや数日かけて過去の環境を再現する予定である。
やれやれ、11月15日にキーボードの勝手リピートが再発した。
再起動すれば症状がおさまるので、Bluetoothを切ってみたが、これでは改善しない。
そこで、Keyboardの電源を切ってみるとどうだろうか、試してみた。
(といっても、前回も何度もやってみたのだが…)
キーボードの右側に、電源スイッチがある。
これを押すと、キーボード表面の右上のほうでグリーンの小さいライトが点灯する。
そのまま押し続けると、グリーンが消えて、キーボードの電源が切れる。
今回は、これが効き目があって、再度電源を入れると、リピートの症状がおさまったようである。
やれやれ…