Google(Alphabet)、Apple、Amazon、Facebook、Microsoft、Yahooの2015年10-12月期(Q4)の決算 株価・時価総額

Google(Alphabet)、Apple、Amazon、Facebook、Microsoft、Yahooの2015年10-12月期(Q4第4四半期)の業績
スマホ販売が中心のAppleが停滞気味、スマホ広告のGoogleとFacebookが躍進。Googleは一時的に時価総額で世界一に

Google(Alphabet)、Apple、Amazon、Facebook、Microsoft、Yahooの2015年10-12月期(Q4第4四半期)の業績

Google Inc(GOOG)・Alphabet(GOOGL)、Apple Inc.(AAPL)、Amazon.com, Inc.(AMZN)、Facebook Inc(FB)、Microsoft Corporation(MSFT)、Yahoo! Inc.(YHOO)が、2015年10-12月期(Q4)の決算を発表している。

  • Apple Inc.(AAPL)、米国時間2016年1月26日発表
  • Facebook Inc(FB)、米国時間2016年1月27日発表
  • Amazon.com, Inc.(AMZN)、米国時間2016年1月28日発表
  • Microsoft(MSFT)、米国時間2016年1月28日発表
  • Google Inc.(GOOG)・Alphabet(GOOGL)、米国時間2016年2月1日発表
  • Yahoo! Inc.(YHOO)、米国時間2016年2月2日発表
2015年10-12月期 (単位:ドル)
 売上純利益1株利益
Google213億2900万49億2300万7.06
Apple758億7200万183億6100万1.96
Amazon357億5000万4億8200万1.00
Facebook58億4000万15億6200万0.54
Microsoft237億9600万49億9800万0.62
Yahoo12億7300万-44億3000万-4.7

※GAAPベース
※上記Googleの業績はAlphabetのもの

TAC
Traffic Acquisition Cost、広告を掲載したパートナーに支払うトラフィック獲得費
1株利益
1株あたりの純利益額
GAAP
Generally Accepted Accounting Principlesの略。ギャープと言うらしい…
US-GAAPは、アメリカの一般に認められた会計原則
非GAAP
株式の報酬や所得税、その他の損益などを調整して、企業の決算をトレーダーに見えやすくする会計?

前年同期:2014年10-12月期

前年同期の決算は次のとおり

2014年10-12月期 (単位:ドル)
 売上純利益1株利益
Google181億300万47億5700万6.88
Apple745億9900万180億2400万3.06
Amazon293億3000万2億1400万0.45
Facebook38億5100万7億100万0.25
Microsoft264億7000万58億6300万0.71
Yahoo12億5300万1億6600万0.17

10-12月期 Q4第4四半期

アメリカでは、3カ月ごとに決算を発表している。

第1四半期1-3月期first quarter1Q または Q1
第2四半期4-6月期second quarter2Q または Q2
第3四半期7-9月期third quarter3Q または Q3
第4四半期10-12月期fourth quater4Q または Q4

じつは、企業の決算月によって、四半期の呼び方が変わり、第1四半期(Q1)が1-3月期なのは、12月に年度決算を迎える企業だけである。

このブログでは、そこは無視して、今までどおりに「1-3月期」をメイン表示、「Q1第1四半期」を()内のサブ表示とむりくり称することにする。

GOOG(GOOGL)・GOOGL(Alphabet)、AAPL、AMZN、FB、MSFT、YHOOの2015年10-12月期(Q4)の業績

GOOG(Google)・GOOGL(Alphabet)、AAPL(Apple)、AMZN(Amazon)、FB(Facebook)、MSFT(Microsoft)、YHOO(Yahoo)各社の2015年10-12月期(Q4)の業績は、簡単に次のとおり

Google Inc.(GOOG)・Alphabet(GOOGL)

Googleの上位会社Alphabetは、事業区分をGoogleと「Other Bets(その他)」に分離。
Googleは、検索、広告、コマース、Googleマップ、YouTube、アプリ、クラウドサービス、Android、Chrome、Google Play、ハードウェア製品など。
Other Bets(その他)は、Access/Google Fiber、Calico、Nest、Verily、GV、Google Capital、Xなど。

Other Bets(その他)の、2015年の売上は4億4800万ドル、営業損失は36億ドル。
Google(Alphabet)は、事業の統廃合を進めているが、損失・コストは増え続けている。

AlphabetがついにAppleの時価総額を追い越したが(一瞬!)、ソフトウェア企業がハードウェア企業を追い越すことは想定済みらしい。
ただし、かつてAppleがMicrosoftの時価総額を抜きさったのはなんだったのだろうか?

Alphabetの従業員数は、2015年12月末で6万1814人、2014年末の5万3600人から15%増加。

モバイル広告

Googleの売上は前年同期比18%増。
広告収入は190億7800万ドルで、同17%増。

モバイル端末の普及やにYouTubeのTrueView広告などの影響で、クリック単価は下落し続けている。
クリック単価は前年同期比で13%減、ただし有料クリック数は31%増。

Google対Apple

時価総額で瞬間的にAppleを抜いたGoogleだが、両者は深い関係にある。
(総じて、訴訟相手同士も売上を依存していることも多い)

2014年に、GoogleはiOSでデフォルトの検索エンジン設定の対価として10億ドル(日本円1,200億円!)を支払っていたらしい。

また、信憑性や期間がよく分からないが、GoogleのAndroid売上は310億ドルで、利益は220億ドルと。

この情報の出所が、いろいろ興味深い。
Googleと裁判中のOracleが、Google提出の非公開文書を漏らしたとのこと。

Apple Inc.(AAPL)

Apple神話が崩壊したような報道が多い。

ただし、iPhone、Apple Watch、サービス(iTunes StoreやApple Musicなど)、Apple TVの売上高がいずれも過去最高を記録している。

iPadの販売台数は25%減の1612万2000台。販売台数は7期連続の減少。売上高は、21%減の70億8400万ドル。
なお、2015年11月にiPad Proが発売。

Macの販売台数は、4%減の531万2000台。売上高は3%減の67億4600万ドル。

iTunes StoreやApple Music、その他のサービスなどの売り上げは26%増の60億5600万ドル。

Apple Watch、iPod、Apple TV、Beats Electronicsなどのその他の売上は、62%増の43億5100万ドル。

中国での売上高は183億ドルで、アメリカに次ぐ規模。
日本での売上高は48億ドル。

なお、現在全世界で使用されている(インストールベース)iPhone、iPad、iPod touch、Mac、Apple TV、Apple Watchをすべて合わせた数は、約10億台に達するとのこと。

インドにApple Store(直営店)を出店する計画。

モバイル端末

iPhoneの販売台数は、前年同期ほぼ横ばいの7477万9000台、売上高は1%増の516億3500万ドル。

Amazon.com, Inc.(AMZN)

Amazonは、売上増分が利益増に反映していない。
有料会員プログラム「プライム」向けの新サービス導入が、コスト増をまねいている。

クラウドサービス事業は約70%増、24億1000万ドル。

Facebook Inc(FB)

世界の月間アクティブユーザー数は、15億9000万人を超えた。

モバイルの月間アクティブユーザー数も、前年同期比21%増で、14億4000万人。
ということで、Facebookはほぼモバイルということになる(約90%)。

モバイル広告

広告事業の80%がモバイル端末から。

高い広告ターゲティング精度が高評価で、技術は画像共有サービスの傘下Instagramなど、他にも導入されている。

なお、この四半期では、今まで苦戦していた海外市場で収益化が大きく進展したこと。

Microsoft(MSFT)

Windowsの売り上げは、5%減。

なお、Windows 10は2億台以上のデバイスで稼働。

コンシューマー向けの売上は14%減。
Office 365」の登録ユーザー数は累計で2060万人。

検索広告ビジネスでは前進。売上は29%増。

Surfaceの売上は、Surface Pro 4とSurface Bookが貢献し、29%増。

クラウドでは、今四半期は94億ドル相当。
サーバー製品の売上は10%アップ、Azureは好調で売上高が5%増の63億4300万ドル。

モバイル端末

モバイル端末では、Lumiaを含むスマートフォンの売上は49%減。

Yahoo! Inc.(YHOO)

わずかながらの増収だが、恐ろしいほどの損益。

従業員の15%(およそ1700人)を削減し、成長が期待できるスマートフォンでの検索事業などに経営資源を集中するらしい。

GOOG、AAPL、AMZN、FB、MSFT、YHOOの株価と時価総額

GOOG(Google)・GOOGL(Alphabet)、AAPL(Apple)、AMZN(Amazon)、FB(Facebook)、MSFT(Microsoft)、YHOO(Yahoo)の株価と時価総額。

時間内取引と時間外取引

時間内取引あとに決算が発表され、時間外取引で株価が大きく動くこともある。

時間内取引は、米国東部時間の、9:30~16:00。
時間外取引は、米国東部時間の、8:00~9:30、16:00~20:00。

結局、朝の8時から夜の8時までということである(笑)

各社の株価は下記のリンク先へ

今期の株価や時価総額

GOOG(Google)・GOOGL(Alphabet)、AAPL(Apple)、AMZN(Amazon)、FB(Facebook)、MSFT(Microsoft)、YHOO(Yahoo)の株価と時価総額

Google(Alphabet)が、瞬間的にAppleの時価総額を抜いたのだが、今はAppleが持ち直して世界一に復帰している。
とはいっても、下記表のとおり、Appleの時価総額は前年から相当に落ち込んでいる。
逆に、Googleの伸びはいちじるしい。

また、利益をあげないといつもやり玉に挙げられるAmazonだが、前年からの株価や時価総額の伸びはすばらしい。

もちろん、Facebookも凄い。

2016年2月2日現在の株価と時価総額
 1株あたり($)Market Cap($)時価総額(円)
Google782.00523.59B62兆6475億
Apple94.77534.66B63兆9721億
Amazon551.05270.64B32兆4200億
Facebook114.59327.58B39兆2408億
Microsoft52.90432.72B51兆7750億
Yahoo28.7227.92B3兆3406億

※上記Googleの株価や時価総額はAlphabetのもの

1株あたりの値は米時間2016年2月2日 時間内取引最終のもの。
Market Cap(時価総額)は同上の株価に基づく。Bはビリオンドル。
日本円換算の時価総額は、日本時間2016年2月3日 16:00現在1ドル=119.65円。

前年同期の株価と時価総額

時価総額は、円高・円安などがあるので、ドル建てのほうを参考にしたほうが成長が分かりやすい。

2015年1月29日現在の株価と時価総額
 1株あたり($)Market Cap($)時価総額(円)
Google517.88347.01B40兆9368億
Apple119.05671.91B79兆2518億
Amazon349.93140.67B16兆5920億
Facebook78.83214.22B25兆2673億
Microsoft 42.05337.47B39兆8046億
Yahoo43.5244.06B5兆1978億

1株あたりの値は米時間2015年1月30日 時間外取引のもの。
Market Cap(時価総額)は同上の株価に基づく。Bはビリオンドル。
日本円換算の時価総額は、日本時間2015年1月30日 12:30現在1ドル=117.97円。

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