刑事物サスペンスはアメリカ日本と数々あるけど、コールドケースは出色 未解決事件の過去の映像が秀逸
スマホサイトWeb WordPressなどのSEO
小画面 少コンテンツ 省テキスト 多画像対応の
コーディング実験検証
Cold Caseは、2003年から2010年まで、全7シーズンで放送されたアメリカのテレビドラマ
日本で吹き替え放送されたものは、『コールドケース 迷宮事件簿』
フォーマット権を得て日本版リメイクされたものは、『コールドケース 〜真実の扉〜』
WOWOW開局25周年記念として、2016年にシーズン1が、
2018年にシーズン2が放送された
30周年記念として、2020年12月からシーズン3が放送中
アメリカ版は、よくあるロサンゼルスやニューヨークではなく、フィラデルフィアが舞台
日本版も、警視庁や京都府警などの定番ではなく、神奈川県警(横浜市)が舞台となっている
日本でよく見させられるサスペンスは、殺人の動機として、怨恨や痴情のもつれ、身内の死に対する復讐、あるいは密室や時刻表のトリック、また、警察組織内部のいざこざなど、「ああ、そうですか…」というものが多い
コードルケースでは、凄惨な事件であっても、人殺しや犯罪を憎み、犯人を憎悪するというような、前のめりの勧善懲悪イデオロギーがなく、誤解かもしれないが、淡々と事実を追求して、事件を解決する
過去の未解決事件、あるいは誤認逮捕や冤罪などが一応解決し、それなりの安堵感や達成感が満たされる
そんな事件が起こったことへのペーソスと、過去のノスタルジーというか、古き良き(悪しき)時代が心に刺さる
なお、1時間ドラマで、正味40分強の、1話完結(ごく稀に2回にまたがる)
ダラダラと余計な場面はなく、テンポ良くドラマが進んで終わる
コールドケースには、ドラマのフォーマットが設計されていて、ライセンス契約のもとにフォーマット権を得て、日本版がWOWOWで制作されている
フォーマットは、たとえば水戸黄門は
1. 旅先でお供あるいはご老公が被害者に関わる
2. お供あるいはご老公が情報収集
3. 決定的な犯罪の証拠をつかむ
4. ある程度のチャンバラ(「助さん、格さん、懲らしめてやりなさい」)
5. 例の葵ご紋の印籠で一件落着
(1)過去(数年から数十年前)の事件で、死体
※当時のミュージック
未解決事件として資料が入った箱(コールドケース?)が棚にしまわれる
(2)白骨死体や凶器あるいは遺族から再捜査依頼などのきっかけで、コールドケースが開けられ再捜査がはじまる
※オープニング
(3)事件の関係者への聞き込みや事情聴取
※証言による事件時の回想シーンでは、当時の姿の人物と、ミュージック
(4)ドラマ中盤までに真犯人が登場
(5)新しい関係者や、新しい証言で、次々と事件の真相が明らかに
(6)上記(4)に登場した人物が真犯人と発覚
(7)未解決事件は解決
※事件当時と現在の姿の、真犯人や関係者が映し出され、当時のミュージックも流れる。死体となった被害者も当時の姿で一瞬現れる
また、(1)(3)の過去・回想シーンは、BGMだけでなく、映像もモノクロームなど色調を変え、非常に凝った特別な作り方をしている
過去と現在で違う俳優が演じる場合や、同一俳優が特殊メイク?で演じることもある
これが、コールドケースを特別なドラマに仕立てている
(1)がベースとなって、(3)で現在と過去がたびたび反転するので、証言者は思い出したくない過去、あるいは懐かしい過去、ネガでもポジでも視聴者を巻き込んだノスタルジーに浸ることになる
(3)(4)でも真犯人が登場するだけで、怪しいとか伏線が張られることもなく、(5)のある新証言が決め手となって、(6)あっという間に真犯人が断定され、(7)解決にいたる
つまり、サスペンスの一種なのだが、謎解きの要素はまったくない
連続ドラマW コールドケース3 ~真実の扉~#3「女優」
WOWOWプライム
12/19(土)よる10:00
12/21(月)よる10:00:再放送?
WOWOWのBS視聴会員登録から無料でメンバーズオンデマンド登録すると、ほとんどの過去作品がパソコンやスマホなどで、オンデマンド視聴できる
第1話『鼓動:前編』 / 第2話『鼓動:後編』
第3話 『女優』
第4話 『オルゴール』
第5話 『夜のドライブ』
第6話 『壁の女たちへ』
第7話 『思い出の渚』
第8話 『汚名』
WOWOWでコールドケースの再放送を見て、感動
何回か登場して事件を起こすサイコパスの赤松英治(ユースケ・サンタマリア)が、第10話で最終にふさわしい壮絶な事件解決にいたる
第1話 閉ざされた声
第2話 記憶
第3話 冤罪
第4話 オリオン
第5話 プール
第6話 恋文
第7話 同窓会
第8話 ミレニアム
第9話 約束
第10話 黒い森
アメリカ版のシーズン1およびシーズン2を原案として、フォーマットを踏襲しながらきっちり日本版として制作されている
第10話も最終回は、サイコパスが登場する
第1話 学生運動
第2話 名前のない殺人者
第3話 PKO
第4話 執行
第5話 指輪
第6話 バブル
第7話 光と影
第8話 17歳の母
第9話 シベリアの涙
第10話 真犯人
アメリカ版のシーズン2が1つ、およびシーズン3を原案としているが
第1話と第6話は、日本版オリジナル
とくに第1話はすばらしい!
なお、アメリカ版は犯行に銃が使われることが多いが、日本版はきっちりローカライズされていて、ほとんど銃は出てこない
地上波や劇場版などのドラマは、DVD化されているものも多いが、テレビやネットで放送配信されている場合、テレビはBSやCSは数十チャンネル、ネットも10以上
特別に見たいものはあちらこちらに分散されて、かつ有料
紛らわしくて、煩わしくて、料金もかさむ
その中でも、U-NEXTは動画配信サイトとしては日本最大級
31日間無料トライアルもあって、お試ししてみる価値も甲斐もある
パソコン、スマートフォン、タブレット、テレビなどでも視聴可能
テレビは、ネット接続の追加機器が必要
※後日、上記の使用体験の記事を公開予定
コールドケースのアメリカ版、字幕で見るなら
コールドケース アメリカ字幕版 U-NEXT<ユーネクスト>
または、Amazon prime videoで
女性チャンネル♪LaLa TV