高校中退から弁護士になった九頭元人。検察や相手弁護士をほぼ粉砕。有能だが性格も素行も悪く、不似合いの人権派の白石誠法律事務所で活躍
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少年のころから読書好き、マンガはもっと好き
小説やビジネス書から、マンガもお気に入りは全巻そろえていた
そのマンガ本数百冊は、邪魔になるし、たまにプチ贅沢な夕食のために、ヤフオクやブックオフなどで売却
どうしても読み返したマンガは、電子書籍で再購入
その中でも、弁護士のくず ならびに 弁護士のくず 第二審 は計21巻を買って、電子書籍でも何度も読み返している
原作とはかなりイメージが違っているが、ドラマ化するほど人気があったということ
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毎回、どんでん返しというか、想定外の結果となって、カタルシスを得ることが痛快
以下、紹介および自分用のデータベースとして、巻ごとに目次を書き出しておく
収録作品タイトルは次のとおり
第6話で、九頭が付き合っていた美人の秋野葉月の娘、美月が登場
諸事情で、九頭が娘として引き取ることになる…
第9話、人間失職は秀逸な展開
第16話、白石誠法律事務所の依頼人は夫。男は性欲のかたまりで女の敵と叫び、じつはほんとうの意味での女の味方になっていないフェミニスト女弁護士に失望した依頼人の妻が、九頭に相談を持ちかける。利益相反の弁護士法違反すれすれで予想外の決着…
第19話、聖なる闘いも、意外な話の転換
そして泣ける話が、第24話の愛こそすべて
会社経営と親子兄弟の関係。第25話の博愛の父もすばらしい
しばらく出演していなかった美月
しかも、いつの間にメガネっ娘に
九頭にふさわしい案件が、第29話の魚心あれば下心。地主と隣接する土地所有者の未亡人…
この4巻から、1話完結でない作品が登場
第35・36話は、友人の保証人になってしまい追い詰められる自営業の青年。その青年に恋する娘。心配でたまらない父親
第38話のさらわれた花婿で、あるニート男の父親、大きい会社の社長の叫び
確かにオレのせいで不幸になった者もいる。
ライバル店もいくつもつぶしてきた。だけど俺は、不幸にした人間より、もっとずっと多くの人間を幸福にしてきたんだっ!
うちの会社の従業員や、何よりお客を喜ばしている!
だから会社がこんなに大きくなったんだ!
違うか!?
第39話、返ってきた背後霊もおもしろい
美月のクラスメイト孝子と母親とホームレスになっていた父親…
最後に九頭が、美月にかける言葉が、泣ける
第38話も、ペットの死がありながら、カタルシス
この6巻は、非常に充実
ある中学校のいじめ問題、同時に美月の小学校でも美月がいじめの被害に
九頭の流儀で、みごとに2つのいじめが解決
第47話からの比丘尼の遺産、第50話からの贋書・リア王も、かなり秀逸
第55話の誰も知らないは、意味もなくただ、妻を含む他人を困らせる夫を撃退
意味不明で人にいやがらせをすることだけが目的のような似たようなキャラクターは、今後も何回か登場する
エリコの戦いは、下着ドロボウの老人の話、意外な結末
そしていよいよ、裁判員制度の話
甘い死は、脳卒中で倒れた夫、妻、愛人の、ドロドロ関係
九頭の流儀で、妻の心にいろいろ突きつけて、大団円
DOLLは、またまた裁判員がらみ
殺人事件で被害者の女子高生、彼女の素行と、キーポイントのラブドール
真相、裁判の結果は…
血液型、とくにB型の話
元AV女優とその息子の暴力。なぐられた子供の父は市会議員で、記者会見を通じて訴訟沙汰に。
最後は九頭の流儀で、訴えを取り下げさせる…
第76話の魔物、帰るも秀逸
不幸の人では、白石誠法律事務所の同僚弁護士が痴漢冤罪に
その結末は?
17年前の住居侵入と強姦未遂事件。冤罪だったと騒ぐ所長の息子、白石寿仁也
その17人前に担当し執行猶予におさまるよう活躍した弁護士は父の白石誠
事務所をあげて騒動となった結末は?
殺人事件と裁判員制度とリストラされた加害者とその家族と
今後何回か、九頭の宿敵として登場する検察の女性 氷谷令に負ける…
世の声は、ラーメン屋でバイトをするロッカーと薬物
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2010年から『弁護士のくず 第二審』と改題
第二審からは、1話完結がほとんどなくなる
さらには話もシビアで展開も複雑、より深刻になる
なにやら、事務所内独立弁護士として「ノキ弁」の軒下歩夢が登場
殺人事件と裁判員制度
例によって、宿敵検事の氷谷令
被告の証言も二転三転、真相も複雑、テレビ中継の最中に九頭が暴く犯人も…
最初の話は、アイーダ星からやって来た魔女チヨーノ
それを語るのは、殺人の容疑をかけられた母親の娘、宇美、風美、空美
非常に練った展開
蚕食弁護士は、盗用したと出版差し止め仮処分を申し立てられ、著作権等侵害訴訟を起こされた曰く付きの作品
草と肉では、またまた女検事の氷谷令登場
しかし、ほとんどこじれずに進む
あとの2つも、ひねった話
この巻から、収録の代表作品を表題にしている
最初は、6巻の贋書・リア王の「リアル王国」が少しだけ出てくる
盗作の真相は、前々巻の蚕食弁護士を掘り下げた、あるいは皮肉った、盗作や著作権侵害がテーマ
天女の伝説は、意外な展開で、ある意味でほのぼのとする
他は、それなりにおもしろい
とんじのダイエットは、美月もからんで、再婚と児童虐待が重い
パクリの心は、軽い盗作の話
美月がペット禁止のマンションで子犬を拾ってきて問題が
交通事故で死者が出て、大型犬が引き起こしたと、飼い主の老夫婦がお詰められる
犬嫌いの相手弁護士の執拗な追求
あまり頭がよくない男の殺事件事件の冤罪
芸能人もはまる霊能力者(もどき)とお金の問題
ここまでやるかと、用意周到な計画と実行
久々登場の寿仁也弁護士
7巻 55話の嫌がらせが生きる目的のようなキャラが登場
宮沢賢治の『オツベルと象』をモチーフとした第83~86話
作者の教養と、物語を作る能力には、感嘆する
さして能力の無い社長と、聡明な愛人の秘書
グダグダの展開から社長の妻まで加わって、さあ大変
2巻 16話の、女の見方 女権闘士 弁護士 鶯谷笠子も参入して…
消えた魔法使いは、死後に現れた隠し子と遺産問題
どんな魔法がかけられていたのか?
この巻で、弁護士のくずシリーズは終了
変態の見方で、宿敵検事 氷谷令と対決
最後に、少々物足りなさもあるが、1巻 第6話のまぶたの父でちらっと出演した美月の実の父親かもしれない富札当留(とみふだあてる)
彼はレイプ疑惑を逃れるために、美月の父の可能性をほのめかして、白石誠法律事務所と九頭を追い詰める
さて、結末は?
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